スクール‼︎‼︎

スクールといっても、僕がやる訳ではありませんし、誰かのスクールをオススメする訳でもありませぬ。
そしてスクールが良いとか悪いとかそういうのでもなく、ただ僕が”スクール”という物に対する思いをサラッとまとめてみようって感じです。
前提として、僕はレーサーでもないですし、コンテストに頻繁に出る訳でもないので、”微温湯ライダーの戯言”くらいにお考えください。

で、そもそも僕があんまりスクールと言うものに良いイメージというか、好きじゃないって部分が根底にありまして、それは僕が基本的には、”見て盗む”。どうしても聞きたいなら”仲良くなれ”。だと思ってるタイプの人間なんすよね。
また上達には、何度かこのブログでも僕が良く使うキーワードの”感覚の擦り合わせ”が重要だと思っているからです。頭で理解している事を体にアウトプットし、その際に生じる”ズレ”のようなものをいかに潰していくかで出来る事を増やしてきたというのが背景にはあります。
そして、一緒に走る仲間がいる事で勝手にライバル関係が構築され、相手よりも上手く、魅せられるような走りがしたい!って事で色んな人の走りを見て、「あれやりたい!あそこ走りたい!」っていうのから成長してゆくものだと考えているからなのです。

なので自転車を始めたての頃こそ、基本的な事を教わりましたが、ある程度乗れるようになってからは「教えてもらう」と言う事が非常に少なかったと思います。まぁ、これはMLオープンで色んな人と繋がるまで、自転車乗りの仲間がほとんど居なかったというのも多いな要因ですwなのでなおさら「仲間は大切だと!」声を大にして言いたい。余談ですが、「進化したければまず環境をかえよ、環境を変えたければ自分が変われ」というのが僕のモットーです。その気になればなんでも変えられるんですよ人は…

そうこう言っている僕ですが、スクールを受けた事のない””スクール童貞””ではないんですね。
数年前に一度だけスクールに参加した事がありました。イベントの中のワンセクションとして設けられたスクールでした。講師のライダーからも「分からん事とか、聞きたい事があったらなんでも聞いてね!」という、良い意味で敷居の低いものでした。
が、前途したように自分の頭の中にあるイメージを体へとアウトプットして、感覚の擦り合わせをする僕には”分からない事や聞きたい事”自体が何なのかが分からなかったんです。何せ問題は脳と体の感覚の”ズレ”なので…
その時に唯一出てきた疑問は「もっとスムーズにコーナーを曲がるにはどうしたから良いか?」でしたが、「もうカズーは慣れしかないよ」との回答でして、やはりここでも感覚を研ぎ澄ましていく事で解決できそうでした。(この回答は正解だったと思います)
結果的には正解だったスクールですが、日頃から講師のライダーにはお世話になっており仮にスクールを受けていなかったとしても、この質問はできたかと思います。そう、「どうしても聞きたいなら”仲良くなれ”」です。

分かりやすい例えをするのであれば、”ジムに行かないと筋トレは出来ないのか?”と同じかと思います。無論、筋トレ自体は自宅でも可能ですし、ジムに通えば効果的な筋トレが可能になると思います。対象とする筋肉が明確になっていたり、目指したい体型がハッキリしている事で効果を発揮するんだという認識です。言うなれば筋トレの”加速装置”的役割がジムにはあると思うのですよ。

上達したい!という気持ちがあるのはもちろんですが(進化なき者は屍)、何をどうしたら良いのか?が分かってないと、時間的にも金銭的にも遠回りする事になのだと思います。

そして、合う合わないの問題もあるかと思います。例えば僕がスクールをやったとしても、”イメージの擦り合わせ”と”根性”と”擬音”しか伝える事ができませんwこれはスクールを受けた経験が少ない故にやり方が分からないと言う部分と、ボキャブラリーが少ない事、そして僕がだいたい自己完結(イメージとの擦り合わせ)しているせいだと言うのは理解しております。「こんな感じのスクールは嫌だ…」僕でもそう思いますw自分に合う合わないは重要ですw

冒頭にもあるように、スクールが良いとか悪いとかを言うつもりはありません。
ありがたい事に、フィールドで出会ったライダーや知り合いのライダーからたまに質問してもらう事があります。
「ウィップってどうやるの?」
これです。技マシンはポケモンの中だけなんです。

コレの答えは「おもっきり踏み抜いて、ハンドる切って、ケツ振る」です。これが”やり方”ですもんね…
こう言う時、「あまりウィップが入らないんだけど、今より入れるにはどうしたら良いか?」や「練習したいんだけど、何から始めたら良いか?」が正解かと思います…具体性がないと答えられないんですね。「コーナーをスムーズに走るにはどうしたら良いか?」なんて聞いてるヤツは、相手を困らせていたんですねw
つまりですね、ひたすらなんでもスクール受ければ上手くなると思いがちですが(僕の印象では)、実はそのスクール、あなたにはもう必要のない内容ですよ!ってのも山ほどあると思うんですね。あえてわかってる事を教えてもらって再認識するってのが必要なのは、無くはないと思いますが…
自分のできない事でやりたい事が明確になっていて、尚且ついろいろ試してもなかなか上手く行かなくて、周りにそれができる”聞けるライダー”が居なかった場合のみスクールは有効なのかなー?と。
例えば「カッティーズスクール」なんてのは凄く的を絞ってますよね。内容もターゲットのライダーも。カッティーズが完全なコントロール下にない僕もコレなら受けてみたいです…(ダイキさんにお願いしよう…)

まとめにならないまとめをするならば、もしスクールを受けようと思うのであれば「落ち着いて照準を定め、トリガーを引いてください」ですかね。(僕があなたの”シビュラ”になりましょうw)「下手な鉄砲、数撃ちゃ当たる」は時間も弾(金)も消費しますからね。「1発必中クリティカルヒット」でいきたいもんです。

ripple について

自転車大好き野郎
カテゴリー: Uncategorized パーマリンク

コメントを残す